【アキレス腱炎

 

こんな不調でお悩みではありませんか?

☑ かかとから上26cm部分の痛み

☑ ふくらはぎが痛い

☑ 起床時の歩き始めのアキレス腱の痛み

☑ アキレス腱に腫れや熱感がある

☑ 早く競技に復帰したい

 

アキレス腱炎とは?

ふくらはぎにある「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」とかかとの骨である「踵骨(しょうこつ)」を繋ぐアキレス腱がなんらかの原因によってで炎症が起きている状態をいいます。

 

☆アキレス腱とは

ふくらはぎを構成する筋肉は「腓腹筋(ひふくきん)」「ヒラメ筋」です。

この2つを合わせて「下腿三頭筋」と呼び、爪先立ちや地面を蹴って歩くなど、足の底屈運動に関与します。この筋肉から踵骨に伸びる厚い腱をアキレス腱と呼びます。成人で長さが約15cm程度あり、人体最大の腱であり約1トンのけん引力にも耐えるような強固な構造をしており、最も強い腱といわれています。

ギリシア神話で不死身の英雄アキレスの唯一の弱点として、その名がついています。

 

アキレス腱炎の原因

アキレス腱炎はふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)の筋肉・筋膜が硬くなり柔軟性が低下すると、アキレス腱に過度な牽引力が加わるので、アキレス腱に微細な断裂や炎症が起こり、下半身を使うスポーツ選手によく見られます。

特にマラソンなどの陸上・サッカー・ラグビーなどの陸上競技やバレーボール・バスケットボールなどのジャンプを繰り返す競技などが挙げられます。

 

走る・跳ぶなどの動作の繰り返しで、強靭なアキレス腱にも徐々に負担がかかり炎症が起こります。

また、「靴が合わない」「フォームが崩れている」「扁平足である」「急に運動を始めた」「ふくらはぎの硬さ」「加齢」「肥満」などの条件が揃うとアキレス腱炎になるリスクが高まります。

 

アキレス腱炎の症状

運動時や歩き始める際に、ふくらはぎからかかとにかけて痛みを感じます。

また、アキレス腱部を触ると腫れており、押すと痛みを感じます。

 

☆アキレス腱炎をそのままにしないために

アキレス腱炎は筋肉・筋膜が硬くなり柔軟性が低下すると、アキレス腱に過度な牽引力が加わるオーバーユースが原因のため、痛みを放置して練習を続けても自然に回復することはありません。

また、ふくらはぎからアキレス腱にかけての痛みは、「アキレス腱断裂」「踵骨骨折」など、他の疾患も疑われます。違和感を感じたら早めに整形外科や整骨院を受診しましょう。

 

アキレス腱炎が治らない理由

ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)の筋肉の作用は地面を蹴り出す際、いわゆる歩くや走る、ジャンプする、つま先立ちといった動きでよく働きます。このような動作はスポーツや運動のみならず日常生活でも多くあり、積み重なる筋肉・筋膜へのストレスや疲労がアキレス腱の微細断裂や炎症を引き起こします。

 

しかし、最近ではそうしたアキレス腱自体の炎症以外にもヒラメ筋や腓腹筋などのふくらはぎの筋肉・筋膜の疲労や過負荷によって出来たトリガーポイント(筋肉・筋膜のしこり)による関連痛で、アキレス腱部に痛みを引き起こす筋筋膜性疼痛症候群(MPS)を併発している事が分かっています。そのためアキレス腱自体のみに施術を行っていてもアキレス腱炎の症状が改善しないのです。またトリガーポイントが原因で筋肉・筋膜の柔軟性が著しく低下し、アキレス腱への牽引力を高めてしまい症状改善を阻害してしまうことも多いのです。

腓腹筋、ヒラメ筋という筋肉は歩くたびに必ず使う筋肉なので、安静にするのも難しく、なかなか症状が改善しにくい損傷の一つです。

 

あかせ整骨院グループのアキレス腱炎への施術について

アキレス腱炎による炎症の改善のため、「アイシング」を行い、「テーピング 」でふくらはぎからアキレス腱にかけての運動に制限をすることで安静をはかることが大切です。

 

また、炎症に対してオリンピック選手も使用する電療機器の「ハイボルト療法」を消炎鎮痛を目的に行います。

痛みに対して硬くなっている筋肉をほぐすため「手技療法」「はりきゅう」を行います。

さらに、自宅でのストレッチを分かりやすく指導し、通院しない日でもしっかりケアすることで競技に早く復帰できるようにケアします。

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