【腸脛靭帯炎/ランナー膝】

こんな不調でお悩みではありませんか？

　　　☑　ランニング中や後に、膝の外側がズキズキと痛む

　　　☑　階段の上り下りや、坂道を歩く時に膝の外側が痛む

　　　☑　膝を伸ばしたり曲げたりする際に、ポキポキと音がすることがある

　　　☑　腸脛靱帯炎と診断された

　　　☑　早く競技に復帰したい

腸脛靭帯炎とは？

腸脛靱帯炎（ちょうけいじんたいえん）は、別名を「ランナー膝」と呼び、その名の通りランニングやサイクリングなど、膝の曲げ伸ばしを繰り返すスポーツで見られる疾患です。運動不足の方や 間違った動き を繰り返す方にも起こることがあります。

腸脛靭帯炎は、この腸脛靭帯が膝の外側にある大腿骨の出っ張り（大腿骨外側上顆）と繰り返し摩擦することで炎症が起こり、痛みが生じるスポーツによるケガ の一つです。

☆　腸脛靭帯とは

腸脛靭帯とは、骨盤の外側にある「大腿筋膜張筋（だいたいきんまくちょうきん）」から起こり、太ももの骨である「大腿骨」の外側を通り、膝の下にある「脛骨」まで伸びる長い靱帯です。「気をつけ」の姿勢をとった時に、ちょうど中指が触れる部分にあたります。膝関節の安定性や 動きに重要な役割を果たしています。

☆　腸脛靱帯炎の原因

・オーバーユース（使いすぎ）

ランニング距離の急な増加、 間違った強度の急激な上昇など、膝の屈伸運動を過度に行うことで、靭帯に負担がかかりやすくなります。

・間違ったトレーニング

ウォーミングアップ不足、クールダウン不足、 間違ったなフォームでの運動などが、 外傷のリスクを高めます。

・体の柔軟性不足

股関節や膝関節周りの筋肉、特に大腿四頭筋やハムストリングス、腸脛靭帯自体の柔軟性不足は、靭帯への負担を増大させます。

・筋力不足

股関節外転筋群（中殿筋など）や体幹の筋力不足は、 動作時の安定性を損ない、腸脛靭帯に過度な負担をかけることがあります。

・靴が合わない

クッション性の低いシューズや、足に合わないシューズを使用していると、 動作時の衝撃が吸収されにくく、膝に負担がかかります。

・路面状況

硬い路面や傾斜のある路面での トレーニングは、膝への負担を増加させます。

・骨盤や下肢のア歪み

O脚や回内足など、骨盤や下肢の歪みの異常があると、腸脛靭帯がストレッチ されやすく、摩擦が生じやすくなります。

腸脛靭帯炎に対する３つのアプローチ

☆   自宅でケアを行う

痛みが強い時期は、無理な 激しい動きを避け、安静に努めます

ストレッチを行うことで、背中から胸にかけての関節、筋肉を緩めることができます。血行を改善することで、原因となっている神経の圧迫を取り除きます。

原因となるストレスや緊張を取る目的で「入浴」も有効です。リラックス効果が期待でき、血行の改善も期待できます。

しかし、腸脛靱帯炎は自宅のケアだけで治るわけではありません。

腸脛靱帯炎の症状を放置してしまった場合、症状が悪化してしまうケースもございます。症状が悪化する前に専門家に相談して適切な治療を受けるようにしましょう。

☆   病院・整形外科で治療を受ける

針で刺されたような痛みが発生しており、なかなか症状が治らない方。どこにどんな炎症が起きているのか画像を自分で見てみたい。痛み止めによる一時的な状況改善を希望される方の場合、病院で診断を受ける必要があります。

痛み止めによる一時的な除痛と抗炎症、神経ブロック注射、リハビリテーションなどで肋間神経痛が自然に治癒していくのを待つというのが病院で主に提供されている腸脛靱帯炎に対するアプローチになります。

痛み止めについては目先の痛みを緩和するという点において非常に効果的ではありますが、炎症がなくなるわけではないこと。日常生活の姿勢や体の使い方が原因となることもあるため、同じ生活をしている場合再発が起こりやすいという点には留意が必要です。

腸脛靱帯炎の症状だけでなく、次のようなお悩みもある場合は整形外科医以外の受診が望ましいことがあります。

☆ 　整骨院で施術を受ける

腸脛靱帯炎があることで日常生活を送る上で不便を感じているという方にとってオススメなのが整骨院での施術です。痛み止めによる除痛は瞬間的な効果に優れているので、特別な事情でその日を乗り切りたい（スポーツ選手の試合など）という場合にはオススメです。一方で利用頻度によっては効果が薄くなっていく事などを考えると日常的な悩みの改善には最適ではありません。整骨院での施術では「ハイボルト治療」を利用することで炎症の早期回復を促すことができます。また、筋肉の柔軟性の確保をするためのマッサージや日常的な姿勢など背骨・骨盤へのアプローチを行うことも整骨院の施術の特徴です。

整骨院で施術を受ける際の留意点として、施術の内容や利用している電療機器などが整骨院によってバラバラであることが挙げられます。肋間神経痛の施術を受ける場合、どの整骨院に通うのか？が大事になります。

あかせ整骨院／鍼灸院グループの腸脛靭帯炎に対する施術について

肋間神経痛にお悩みの方に発生している問題は主に3つです。

1. 関節の炎症
2. 背部の筋膜の柔軟性喪失
3. 姿勢不良による脊柱の負担過剰状態

これらの問題に対して、患者様に合ったアプローチを行うのがあかせ整骨院／鍼灸院グループの施術です。

①関節や筋肉の炎症 に対してはハイボルト治療という電療機器を用いて断裂・炎症が発生している箇所の細胞の活動を促進させる事で自然回復の促進をしていきます。

②筋肉の硬さに対しては【トリガーポイント手技療法】と【鍼灸（はりきゅう）】を患者様の状態に合わせてご提供します。

③日常生活に起因する姿勢不良に対しては【猫背矯正による姿勢不良の改善】【骨盤矯正による姿勢不良の改善】など様々なアプローチをご用意しております。

体の歪みを根本的な部分から改善していくこと肋間神経痛だけでなく、肩こり、頭痛などといった慢性的な悩み全般の解消につながります。

腸脛靭帯炎にお悩みの方はぜひ一度、あかせ整骨院／鍼灸院グループにご相談下さい。